三島村といえば、魚も忘れちゃいけません。
360度、海に囲まれているんですから。
贅沢なフィールドがある三島村ですが、意外にも魚類調査はほとんどされてきませんでしたが、
2010年~2011年に「硫黄島・竹島魚類多様性調査プロジェクト」が始動し、本格的な調査が進められました。
プロジェクトを主導したのは、鹿児島大学総合研究博物館の本村先生。
その調査で採取された魚が写真とともに紹介された図鑑が完成しています。
こちらからダウンロードできます。(鹿児島大学総合研究博物館のページに飛びます)
こんなにいろいろな魚がいるのか!と驚くと思います。
写真が多いので、幅広い世代の方が楽しめますね。
大規模カルデラ噴火で海底に、浅いところから深いところまで作られ、
また溶岩が作り出したごつごつの岩礁が魚の住処となるので、多種多様な魚がいるのだと思います。
三島村硫黄島は温泉のおかげ?(せい?)で赤茶色に濁った港がありますが、ここにも魚はいます。
「天敵に見つからないように潜んでいるんだ」ということも聞いたこともありますし、
魚も火山の恵みを生かしながら生活しているようです。
そしてその後の調査等について、まとめられたのが下記の報告書。
本日紹介したかったのはこちらなのですが、前置きが長くなりましたね。。。
フェリーみしま船内にも置いております。ぜひ見てみてください。
すべて英語ですが笑。
三島村の調査で新しい和名が提唱されたり、日本初記録の魚も見つかりました。
調査したら調査しただけ、面白い魚が出てきそう笑。
今後の調査にも期待が高まります!
情報が蓄積され報告書などがでましたら、またこちらで紹介していきます!
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