硫黄島 長浜海岸の漂着物を観察してみました!

こんにちは。増野です。

先日からいろいろありまして、硫黄島に滞在していました。

空いた時間で硫黄島の赤い海が広がる長浜海岸を観察していました。

三島村は潮の関係もあって、漂着物がいろいろなところから流れてくるよ!とは聞いていましたが、

歩いて観察してみると・・・

 

 

 

 

 

 

ハングルや中国語で書かれたものがいっぱい!

しかもペットボトルなどプラスチック製品が多いですね。。。

 

 

世界のプラスチックごみ排出量ランキングで見ると中国がダントツ、トップですね!

漂着するゴミに中国語で書かれたものが多いのも頷けますねー!

しれっと日本は世界5位となかなか上位なんですね。。。

 

世界中で排出されるこのプラスチックごみは、人間や生態系にも影響を及ぼし始め、

今ではプラスチックごみを減らす取り組みがどんどん進められていますが、

三島村のキレイな海にも潮の流れにのって漂着しているのを目の当たりにすると、

「こういったゴミが減り始めるには、まだまだ時間がかかりそうだ」と思ってしまいましたね。。。

現在漂っているゴミも多いでしょうし。。。

 

三島村は7300年前に破局噴火のあった場所です。

噴火の影響により、海底にはごつごつした岩礁が存在します。

岩礁があることで潮の流れが発生したり、

それが流れを変えたりとジオとも関係している

ところもあるのかなーと。

岩礁によって深いところ、浅いところができれば、生物に多様性が生まれますし。

 

人間の営みにも深く関わりのある「海」が開発が進むにつれ、汚れてきました。

それに気づいた人々の活動によって、世界も動きはじめました。

「なんかプラスチックごみ減ってきたよね!」

と感じることができるようになるのは、だいぶ先の話だとは思いますが、

SDGs達成のために進める活動でもあるジオパーク活動で、

「ごみ減らすように気を付けなくちゃね!」とか意識を少しでも変えることができたらいいのかもしれませんね。

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