【この記事は平成30年度 広報みしま2月号にも掲載されています】
平成30年に硫黄島港の堤防下のテトラポット辺りで面白いエビが獲れました。「ヨロンエビ」という生態があまり分かっていない、とても希少なエビです。
このエビを獲ったのは前村観光協会事務局長の大町氏。大町氏に聞くと釣竿を使って、水深3mほどのところで釣れたとのことで、すでに茹でられたような赤色の見た目とザリガニのような爪に大変驚いていました。
ザリガニに見えないですか?
硫黄島の赤い海のところにいたようですが、天敵に見つからないようにこの場所にいたんですかね?
これだと同化して、敵にも見つからなさそうですね。
そんなレアなエビはすぐに鹿児島大学水産学部の大富氏のもとへ送られ、刺身や味噌汁として調理されました。
大富氏は村開発センターに置いてある「地魚図鑑」の著者で、さまざまな魚について調理情報も併せて紹介しています。今後「ヨロンエビ」についても、新たに掲載予定とのこと。興味のある方は「地魚図鑑」も是非、チェックしてみてはいかがですか。
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