鹿児島離島経済文化圏「リトラボ」の離島合宿を受け入れました。その2

昨日のブログで、すげーいい場だったなー、とか、もっと未来を描こう、ということを感じた理由をもうちょっと書きたくなったので、その2として追記します。

それを感じたのは、とくに対話の場でのこと。

今回、リトラボのメンバーを受け入れるにあたって、リバースのメンバーで散々話をしてきた、僕たちが伝えたいこととしては
・大地の営みの壮大さや、それに適応してきた動植物たち、それらを利用してきた島の先輩たちの暮らしの豊かさ
・環境・経済・社会のバランスをとった暮らしの持続可能性とレジリエンス
・こういうのを含めた、離島だからこその価値のあり方
など、僕たちが島で暮らしながら感じたり考えたりしてきたことです。

こういう抽象的な、でもこれからの僕たちにとって大切なあれこれを伝えるために、島の先輩たちにも手伝ってもらいながらアウトドアのアクティビティや BBQの調理といった共通の体験をし、また対話を通して理解してゆく、と言うふうに設計しました。

設計してたのですが、夜の対話の場の中で参加者から本質的な問いが出され、僕たちがもともと考えていた対話の場の設計を大きく変更することになりました。その問いとは、
「受け入れチームの三島のみんなは、これから島でどうなってゆきたいのか?どう在りたいのか?」
という内容のもの。

僕たちのチームが考えていたことを伝える機会としてとらえ、設計していた場でしたが、逆に僕たちが問われることになってしまいました。

こんな本質的な問いに答えないわけにはいかない、ということで、急遽対話の設計を変更し、リバースのメンバーが前に出て参加者みんなとそのことについて話す、ということにしました。

リバースはそもそも、移住ドラフトに参加するためのチームとして立ち上げて活動を始めたので、たった数ヶ月のチーム。ここまで、このリトラボの合宿の受け入れも含めて、対外的なことについてばかり話をしていて、そもそも自分たちは何者か、どこへ向かうのかと言うことについて、しっかりと詰めて話をしたことがありませんでした。そもそも寄せ集めのチームなので、自分たちはこういうものだ、というアイデンティティもまだ持っていない状態だった、ということもあります。

そんなわけで、この問いかけを通じて、改めて自分たちは島でどうなってゆきたいのか、どう在りたいのか、ということについて考えるチャンスをもらったわけです。

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この場では明確に答えられませんでしたが、一晩たって改めて湧いてきたことが、昨日のブログにも書いた未来を描くこと、です。目の前に現れてくる「やるべきこと」に対応してゆくだけでなく、自分たちが在りたい姿を思い描いて、その未来へのアクションをとってゆく、ということをもっとやりたいと思ったのでした。

そして、問われた時には即答できなかったけど、よくよく考えてみたら、2013年に鹿児島に来た頃から思い描いていた未来の姿が、今も変わらず自分の中にあることをに気づいたのでした。

それは、硫黄島を学びの場にしたい、ということ。

役場を辞めて起業して今に到る過程の中で、そのことを忘れてたわけではないのですが、ぼやけてたところもあったなあと。そんなわけで、そこに向かって進んでゆこうと、改めて決意したのでした。

今回の合宿がすげーよかったと感じたことを改めて言葉にすると「参加者の変容を促すことを意図していたけど、結果として自分に変容が起こった」という文脈からのことでした。差し上げようと思ったら、めっちゃもらってた、みたいなこと。

「これから島でどうなってゆきたいのか?どう在りたいのか?」

この問いは、もっと島や役場のみんなで考えてゆきたいなあ。

おしまい。

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