ジオパークはネットワーク活動!~ジオパーク活動のいいところ~

ジオパーク推進員の増野です。

ジオパークをやって何のメリットがあるの?といった疑問を抱く方もいると思います。

私も全然違う業界からジオパークに携わりはじめて、自然や昔ながらの風習・文化とかが守られていくことなんかがジオパークのメリットなのかなと思っていましたが、そういうこと以外にも良いことがあると感じています。最近よく思うのが、ほかのジオパークとの繋がりです。

というのも平成31年2月28日(木)に北海道の白滝ジオパークにある白滝小学校と三島村の竹島小中学校とスカイプでつなぎ、授業を行いました。

事前にそれぞれの地域について学習し、当日質問し合ったり、黒曜石をつかった実験なんかも実施しました。なぜこういう授業を行うようになったかというと、私が白滝ジオパークが主催するジオパークツアーに参加し、担当の方と仲良くなったというのが一番の理由です。そして竹島小中学校の先生より、「子どもたちがジオパークを学んだ成果の発表の場が欲しい」という依頼があったため、この交流事業を計画していきました。

白滝ジオパークの担当者とは1回あっただけ!、1回会っただけですが、ジオパークをしてます!という共通点で話しが進み、こういった交流もスムーズに進んでいきました。

教育の面でジオパークを使うことで、子どもたちが自分たちの地域だけでなく、他の地域を見ることができ、「他にもこういう地域があるんだ、おもしろそうだ」と思ってもらえることのほかに、「地元にも実はこんなにすごいところがあるんだ!」と思ってもらえます。

これは三島村にとって、本当に大切なことだと思います。子どもたちは島にとって「宝」だと思います。

子どもたちに「自分の島は素晴らしい島だ!また帰ってきたい!」と思ってもらえれば、三島村は続いていくと思います。

なので三島村を持続可能なものにしていくには、ジオパークが必要だと思います。これからもジオパークのネットワーク使って、子どもたちに「島っていいな!」と思ってもらえるような授業などを計画できればなと思っています。以上、私が最近考えるジオパークのいいところでした。

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